セルプ(正式名称:社会就労センター)とは…?

 
 働く意欲がありながら、障害などの理由により一般の事業所に就職することが難しい人々のための就労の場のことです。

 
 自助自立を意味する英語「SELFHELP」からの造語であり、ハンデキャップに負けず社会的自立を果たそうとする人たちの決意がこの言葉には込められています。

 
 愛知県セルプセンターは、県内約160の社会福祉施設が協力して障害者の自立支援を推進するために、さまざまな事業に取り組んでいます。

 
 是非ともこうした趣旨をご理解のうえ、仕事の応援・協力をよろしくお願いいたします。


会長あいさつ


セルプ Q&A

社会就労センターって、何ですか?

 障害などの理由により、一般企業に雇用されることが難しい人たちが、リハビリや職業訓練も含めて働き、社会参加を実現している社会福祉施設です。

 ここでは、一人ひとりの個性や能力に合わせて自立生活するための作業や訓練を行っています。

セルプって、何ですか?

 セルプというのは、英語の Self-Help「自助自立」から作られた造語です。障害者など社会的ハンデを持つ人たちを取りまく現在の社会的環境は、必ずしも満足できるものではありません。
 その中でも、自分なりの働き方で社会に貢献しながら自分たちの生活を作り出す「自立」が、私たちの最大の目的なのです。


どれくらいの施設があって、どんな人たちが働いているのですか?

 現在、日本には約2,900のセルプがあります。

 ここでは、心身に障害のある人たちや、自立生活能力に障害のある人たちが、現在約9万人働いています。


どんな仕事をしているのですか?

 セルプでは、様々な仕事を行っています。

 大規模に印刷やクリーニング、縫製等の事業を行っている施設。

 伝統工芸品、織物、陶磁器、家具製造等の職人的作業を行っている施設などがあります。

 一番多いのは、パンやクッキー等の食品を作ったり、ポーチ類等の手作り布製品を作ったり、木工パズルなどを作っている施設です。

 このように、仕事は実にバラエティーに富んでいます。